売却時に注意したいこと
2017.09.05 | 廃業、店舗売却について
売却時に注意したいこと
飲食店居抜き物件の性質上、一歩間違えればトラブルになる可能性が非常に高く、宅建業法の売買契約や賃貸契約に該当しない為、訴訟問題に発展すると保証協会に委託してる保証金を活用できません。
よって、失敗が許されないギリギリ瀬戸際の交渉手続きが求められます。
契約に介入する我々は細心の注意を払って手続きを進めてます。
買主が家賃保証会社の審査を受けてくれない
飲食店の居抜き物件を申し込みを終えた後、家賃保証会社の審査を受けて頂きます。しかし、稀に審査を受けることを躊躇する悪質な買主を見受けます。
これには理由があって、審査を受けずに退去期限を迎えさせることで、飲食店の居抜き売買を阻止し、賃貸契約のみで入居しようと企んでいるのです。
悪質ですよね~
売主にとっては腹立たしいですよ。
売主が「お店を続けます」と言ってきた
これ稀にあるんですよ。
特に売上低迷してて、お店を継続したい気持ちと閉店する気持ちが葛藤してる店主に多く見受けられます。
愛着のあるお店を手放したくない気持ちは理解できますが、購入意思を示してる買主にとっては迷惑な話です。
広告から反響がいつまでも続くと思い、売り時を逃してしまうのは痛恨のミスですね。
売主が「価格を引き上げたい」と言ってきた
売主の要望で設定した売却価格を広告に掲載して全く反響が無く、
後日、価格引き下げを依頼され、価格引き下げた途端に反響が増えると
「やっぱり価格を引き上げてくれ」と仰る売主様は多いです。
内見時にそれ言われた時、買主と二人で愕然としてました。
まとめ
・申込み後、家賃保証審査を受けてくれない買主は要注意
・売主は情緒不安定で営業継続か閉店で迷ってる
・土壇場での売却価格引き上げは頻繁にある
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