飲食店舗居抜き売却 | 夫婦経営はリスク極まりない
2018.09.14 | 廃業、店舗売却について
夫婦経営はやめとけ
夫婦で飲食店開業される方多いですが、ハッキリ申し上げます。
「リスク極まりない」です。
家族の時間が持てない
飲食店の時間帯は不規則ですし、土日祝日が稼ぎ時です。
子供が小学校低学年までは親と出掛ける機会が多いので、両親共に飲食店経営だとその機会は確実に減少するでしょう。
居酒屋等の夜メインの飲食店だと、晩飯を共にする時間はさらに減少し、子供達は寂しい思いをしてしまいます。
一生のうちで子供と過ごす時間は約9年とと言われてます。一緒に住んでても保育園や小学校、中学校、高等学校等、1日の中で顔を合わせる時間って意外と少ないんです。
それにも関わらず、夫婦共に飲食店経営なんて始めたら、子供と過ごす時間は9年よりもっと短くなってしまいます。
リスク極まりない
飲食店という業態事態が非常にリスキーです。
もし万が一、閉店に追い込まれたら夫婦無職状態になります。
考えるだけでゾッとしませんか?
夫婦で収入が途絶えるんですよ。どうやって飯食べていくのでしょうか?
私は不動産業営んでおり、一度夫婦でやってみたいと提案しましたが、妻にあっさり却下されました。リスク極まりないと言われてしまいました。
女性はリスクに敏感です。優秀な経営者なのかもしれませんね。
ローン審査が通りずらい
住宅ローン審査など通りずらくなります。
地銀は年収よりも以下の点を考慮します。安定した職業かどうか?
勤務年数は何年か?
飲食店開業して数年で赤字経営の場合、給与を貰っていたとしても、100%審査落ちます
もし、夫婦のうち片方が会社勤めであれば、審査通る可能性はグッと高まります。
飲食店の個人経営で白色申告は地銀から信用されてません。※白色申告は銀行残高や現金残高は申告不要なので、売上根拠が乏しい。
どうしても夫婦経営をしたい
「どうしても夫婦経営をしたい」と言う方にお勧めな方法は副業です。
まずは夫婦のどちらか一方が会社務めを続けながら、副業で飲食店を手伝うのがベターです。
例えば、宣伝用のチラシ作成、SNS情報発信、経理業務等タスクを1個1個手伝っていくのが理想的です。
この方法なら、先に説明したデメリットを解消できます。