飲食店開業 | 沖縄振興開発金融公庫を活用してみよう
2018.03.02 | 開業、店舗購入について 借金について
沖縄振興開発金融公庫を活用してみよう
低金利の融資で無担保・無保証人でご利用できる制度です。特に飲食店のように初期投資が掛かる業態は活用すべきです。
しかし、いきなり沖縄振興開発金融公庫に出向いてもうまくきません。
今回は沖縄振興開発金融公庫のちょっとしたコツをお伝えします。
商工会に加入する
マル経融資ってご存じですか?
商工会議所や商工会などの経営指導を受けている小規模事業者の商工業者が、経営改善に必要な資金を無担保・無保証人でご利用できる制度です。運転資金や設備資金の融資限度額2,000万円、返済期間7年~10年、低金利です。
商工会の加入が条件となります。商工会の担当者と事業計画等の打ち合わせを行った後に沖縄振興開発金融公庫へ出向いて相談する流れです。事前に商工会が目を通してるということもあり、話がスムーズに進むケースが多いです。
融資担当者はあなたのここを見てる
私のケースだと、初回は圧迫面接に近い感じです。あなたの事業計画がどんなに素晴らしくてユニークでも関係ありません。
融資担当者はこれまでの経歴に沿った事業なのか?取引先は確保できてるか?見込み客は確保できてるか?を重点的に質問してきます。あなたがこれまでに経験してきたものが事業に反映されてるかどうかが重要です。
融資担当者は事業計画書のここを見てる
事業計画書をどんなに立派に作成しても融資担当者は全てを読んでくれません。何故なら絵に描いた餅だからです。計画通りにいかないと担当者は思ってます。
事業計画書の冒頭部分はほとんど見られません。事業戦略は経営する中で日々変化しますので事業計画時は完璧じゃなくてOKです。
大切なのは以下の二点です。
・収支計画表3期分の収支(年間収支ではなく月間収支が黒字継続してるのが望ましい)
・売上根拠(飲食店の場合、回転率から算出した売上が望ましい)
事業計画書の作り方~その1~はこちら