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飲食店開業編 | 居抜き物件の賢い見分け方 〜その2〜

2019.03.06 |   


こんにちは、仲井間です。

居抜き物件の賢い見分け方についてご紹介します。

 

譲渡金額は融資対象外

居抜き物件は厨房設備をそのまま買い取るのが一般的です。その買取価格を譲渡金額とか売買金額といいます。

この金額は賃貸契約の初期費用より高額になるケースが多いので現金で支払うのは困難です。

 

それでは融資で対応できるのか?

結果から申し上げると非常に厳しいです。金融機関が評価する金額と譲渡金額が乖離するケースが多い為、満額融資は通りません。

 

金融機関は固定資産の減価償却の基準となる耐用年数8年で評価しますので8年経過した厨房設備の価値は0円です。

また、購入時期や購入価格が確認できる資料(領収書、固定資産台帳)が必要となりますが個人事業主の場合、経理が雑なことが多く、手元に無いケースが多いです。




よって、譲渡金額は現金で購入できる範囲内で購入するのがベストです。

 

弊社の交渉次第では分割払いで対応できるケースもあります。また、弊社の融資コンサルティングでは譲渡金額を含めた金額を融資できるよう計らいます。

 

譲渡金額はオーナーの言い値が大半です。

交渉次第では十分値下げできます。とくに閉店時期が間近に迫っており、退去時に現状回復工事をしなければならないケースだと値下げに応じるケースが高いです。

 

今回のまとめ

・設備の譲渡金額は融資に含めない

・譲渡金額は現金で購入できる範囲内にする

続きはこちらから↓

居抜き物件の賢い見分け方 〜その3〜はこちら

 

 

 

 

 

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