飲食店舗居抜き売却 | 何故、飲食店経営をしたいのですか?
2018.05.12 | 廃業、店舗売却について
こんにちは、仲井間です。
定休日にブログを必死で更新してる今日この頃です。
何故、飲食店経営をしたいのですか?
この質問に対して、『儲かりそうだから』と答えた方は非常に危険です。
以前にも沖縄県は飲食店の廃業率が全国一高いことはお伝えしました。
廃業し易い理由としては、初期投資が大きい、流行り廃れが激しい、競合が多い、在庫を抱える等です。
1.初期投資が大きい
看板、内装、厨房設備、駐車スペース、路面店舗、広告費、求人広告、食材の仕入れ等、売上が発生する前のコストが他業種に比べ大。
2.流行り廃れが激しい
一昔前、路上で焼き鳥を販売してるお店をあちらこちらで見かけましたが、今はすっかり見かけなくなりました。
ロードサイドに同類の飲食店を沢山見かけると儲かってる飲食店だと錯覚してしまい、マーケティングや経験不足のまま我れ先に開業したものの、同類の飲食店と競合し、思ったより儲からずやむなく廃業するケースが多い。
3.競合が多い
沖縄県内の飲食店の事業所数は6,743箇所、新規開業する飲食店の事業所数は1,014箇所、廃業する飲食店の事業所は1,657箇所※バーキャバレーは除く参照:「平成21年経済センサス」「平成24年経済センサス」
新規開業する事業所数より廃業する事業所数が多いことからも競合過多である事が理解出来ます。
4.在庫を抱える
メニューが多ければ多いほど食材の仕入れ数が多くなります。
私が好きなドラマ「深夜食堂」は、お客のリクエストに応じて料理を作ってくれます。リクエストに応えるにはかなりの在庫を抱え、飲食店経営は成り立たないでしょう。
ここまで飲食店業界の事をネガティヴにお伝えすると気が滅入ってしまう方もいるかもしれません。
一度、立ち止まって別の業界を模索してみる良い機会だと思って頂ければ幸いです。
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