飲食店舗居抜き売却 | 飲食店はこの先もなくならない仕事?
2018.11.02 | その他 廃業、店舗売却について
こんにちは、仲井間です。
定休日にブログを必死で更新してる今日この頃です。
今回は飲食店業界のポジティブな未来についてのお話です。
飲食店はこの先もなくならない仕事?
最近、“AIに奪われる仕事のランキング”をよく見かけます。
ランクインしてるのは銀行の融資担当、弁護士の資格を持たない助手、医療診断する医者、コールセンターなどです。
共通してるのは膨大な情報を処理して結論を導く知識労働型の職種です。
AIを活用することで仕事が効率化するので雇用する人間を最小限にすることができるのです。
不動産と保険を取り扱う弊社も例外ではありません。
保険に関しては、自動運転自動車が普及すると保険料が引き下がり、コミッションが引き下がることも予測できるし、LINEのチャットボットが進化するとセールスマンが不要になる時代が訪れるでしょう。
不動産に関しては、国土交通省がITを活用して遠隔地の方と契約(賃貸のみ)する試みを行ってます。
このままいけば、店舗に出向かず、スマホから契約完了できる日はそう遠くはないと思います。
接客や電話受付などの事務作業はAIに任せることで、コアな仕事に専念し易い環境が整いつつあります。
コアな仕事は決してなくならないこれは私の持論です。
前述したとおり、AIは膨大なデータを蓄積して回答を導くことを得意としてます。
その前提には正確なデータが必要になりますが、人間は時と場合に応じて嘘をつきます。
従って正確なデータを得ることは難しく、駆け引きや交渉ごとはAIに不向きと言えます。
それでは飲食業界はどうでしょうか?
予約や注文、配膳などをオートメーション化してる『くら寿司』もありますが、
食事を無料で提供する代わりに数時間勤務してもらう(食事目当てより飲食店の経験を積む目的の方が多いそうです。)『未来食堂』のような飲食店もあります。両者とも独自のやり方で雇用を最小限に抑えてます。
実は、雇用を最小限に抑えた飲食店は昔から存在してます。
それはスナックです。
過疎地などの地方でも必ず見かけますよね。
来店されるお客さんの多くは、ママさんとコミュニケーションをとることを楽しみにしてますので手間のかかる料理を提供せずに済みます。必要なら出前を取るスタンスで接客しています。ホールとコッックが不要な為、雇用を最小限に抑えることができます。
AIがどんなに進化したとしても、無人のスナックは需要があるとは思えません。
むしろ、人と人とのコミュニケーションの需要が高くなりますのでコミュニケーション重視の飲食店は今後、ますます需要が高まると思います。
それ故、飲食店経営はコアな仕事に該当しますので決してなくならない仕事の一つだと言えます。