au payの導入は想像以上に難しかった?
2019.09.06 | QRコード決済
au pay導入は想像以上に難しかった?
先月からau pay導入を飲食店に提案してますが、いろいろ苦戦しております。
導入に踏み切れない飲食店店主の声をまとめてみました。
au pay(加盟店側アプリ)の画面はこんな感じです。
取引記録(売上伝票)がmail送信不可
PayPayは取引記録が1つ1つ自動的にmailへ送信される仕組みなので、プリントアウトして売上伝票として保管できます。
それに対してau payはアプリ、もしくはKDDI同時のプラットフォームにログインしないと取引履歴が確認できません。
アプリからは簡単にプリントアウトできますが、据え置き型QRコード利用店では確認できる術がPCブラウザでプラットフォームにログインして、メニュー選択など、かなり面倒です。
入金サイクルが月2回
PayPayは最短翌々営業日、ジャパネット銀行なら翌日には入金されます。
それに対してau payは15日、月末と2回のみ入金されます。
これかなり致命的、入金サイクルが少ないことで導入断れることが多かったですね。
個人事業規模の飲食店は資金繰りが苦しくて、仕入れ業者には現金で対応する為、入金サイクルが少ないと資金ショートする恐れがあるからです。
入金サイクルを改善しない限り、PayPayには負けてしまうでしょう。※振込み手数料は決済事業者負担。店舗側は売上がまるまる入金されます。
申込みから審査通過までの手続きの複雑さ
au payは審査通過後、KDDI独自システムに登録しなければ利用できません。これがかなり面倒でした。※弊社のような代理店を通しての手続きなら申込用紙の記入のみ。
ポイント還元の複雑さ
CMなどでお馴染みのフレーズ「三太郎の日にau payでお支払いすると最大20%もらえる」
気を付けてください。最大20%もらえるユーザーはスマートパスプレミアム会員のみです。
スマートパスプレミアム会員とは?
・月々499円
・aupay支払い時に20%もらえる
・修理代金サポート
・人気ゲームやコンテンツ使い放題等
この説明するのがしんどかったです。。導入店舗からするとどうでもいい話ですもんね。ちなみにスマートパスプレミアム会員以外は5%のみです。
au walletとau payの呼び名の違い
PayPayは利用するユーザーのアプリ、店舗側のアプリの総称です。
それに対してauでは、ユーザーのアプリ「au wallet」、店舗側のアプリ「au pay」と呼び名が異なります。
これが裏目に出てるのがテレビコマーシャルです。浦島三太郎でお馴染みのコマーシャルではau walletは聞きますが、au payは一切出て来ません。
その結果、au walletとau payを全く違うものと認識してるユーザーが多いです。
まとめ
au payの改良余地はかなり多いと思います。このままではpaypay一強になっていくように感じます。
KDDIさん取扱い代理店からの現場の声です。改善お願いします。
aupayの取扱い代理店さんで電話口で個人情報を無理聞き出して、強引に申込みをしようとしてる方がいらっしゃるそうです。こういう悪質な業者も早く取り締まって欲しいですね。
弊社は無理強いはしません。その結果、獲得率は低いです。。。
飲食店舗居抜き売却先を探索も兼ねてるので、引き続きaupayの導入提案頑張ります!
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