飲食店舗居抜き売却 | アスベストが含有した時の対処方法とは?原状回復工事編
2018.10.26 | ノウハウ系 廃業、店舗売却について
アスベストが含有した時の対処方法とは?原状回復工事編
アスベストとは、天然の鉱物繊維で「せきわた」「いしわた」と呼ばれています。
原状回復工事の瓦礫に石綿が含有されてると、分析機関や管轄保健所とのやり取りがある為、とても面倒です。
内装業者も積極的に仕事を受注しないです。
退去後にスケルトンへ戻す現状回復工事が必要な物件は要注意です。
石綿の特徴
・極めて細井繊維
・熱、摩擦、酸やアルカリに強い
・丈夫で変化しにくい
・建材、摩擦材、シール断熱材等の工業製品に使用されてきた
天井のボードに使用されてるケースが多いです。
石綿による健康被害
・中皮腫
・肺がん
・石綿肺及びびまん性胸膜肥厚
潜伏期間が30年~40年と長いので、高齢になって発症する方が多いです。
アスベスト(石綿)除去を行う場合の一般的手順
参照:沖縄県環境部環境保全課
参照:沖縄県環境部環境保全課
事前調査でアスベスト(石綿)含有がの疑いが有る場合は分析機関で分析させましょう。
アスベスト(石綿)分析機関とは
(株)沖縄環境分析センター
〒901-2215 沖縄県宜野湾市真栄原3-7-24
TEL:098-897-0910
(一財)沖縄県環境化学センター
〒901-2111 沖縄県浦添市字経塚720
TEL:098-875-1941
(株)南西環境研究所
〒903-0105 沖縄県中頭郡西原町字東崎4番地4
TEL:098-835-8411
まとめ
・事前調査でアスベスト(石綿)含有が疑わしい場合、分析機関へ調査依頼を行う
・アスベスト含有が確認できた場合、作業開始の14日前までに管轄保健所へ届出を行う
・天井ボードにアスベスト含有してるケースが多いので解体しない方法で内装工事を考える
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