飲食店舗居抜き売却 | 沖縄県の1世帯あたり1カ月間の支出(令和元年6月分)
2019.08.23 | 飲食業界、沖縄マーケティング 廃業、店舗売却について
沖縄県の1世帯あたり1カ月間の支出(令和元年6月分)
2019年10月から消費税10%に引き上がりますが、2014年4月に引き上げた8%の時に比べて駆け込み需要が感じられません。
ここで消費税の歴史を少し振り返ってみましょう。
1989年4月、消費税3%導入
↓8年後
1997年4月、消費税5%引上げ
↓7年後
2014年4月、消費税8%引上げ
↓5年6ヶ月後
2019年10月、消費税10%引上げ
このように消費税引き上げ間隔が短くなっており、今回の消費税引き上げは前回の引き上げから5年6ヶ月しか経過しておりません。
出典:沖縄県企画部統計課
二人以上の世帯のうち勤労者世帯の消費支出(6月結果)は、1世帯あたり268,317円です。前年同月比 名目13.8%増加、実質12.9%増加
出典:沖縄県企画部統計課
「家具・家事用品」名目23.3%(実質25.1%)、「交通・通信」名目136.4%(実質138.8%)の影響で消費支出(6月結果)が増加しております。家具・自動車等は一定の駆け込み需要があることが理解できます。
その一方で「住居」名目40.7%(実質41.0%)、「教育」名目54.6%(実質55.1%)と消費支出(6月結果)が減少しております。不動産に限っては2014年4月の8%引上げ時に駆け込み需要が収束してると思われます。
出典:沖縄県企画部統計課
1世帯あたり1か月間の収入と支出の「一般外食」では沖縄県全体で昨年6月と比較してみるとマイナス961円(令和1年6月8,907円)、那覇市で昨年6月と比較してみるとプラス424円(令和1年6月10,212円)となります。沖縄県全体で考えると一般外食の消費は落ち込んでますが、那覇市に限っては一般外食の消費が増加しております。
まとめ
・勤労者世帯の消費支出(6月結果)は、1世帯あたり268,317円。前年同月比 名目13.8%増加、実質12.9%増加
・増加の要因は家具や自動車の駆け込み需要
・一般外食は沖縄県全体は消費落込み傾向、那覇市は消費増加傾向
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