飲食店舗居抜き売却 | 調理場が広すぎて売却できませんでした
2018.09.13 | 廃業、店舗売却について
調理場が広すぎて売却できませんでした
飲食店主から居抜き売却の相談を受けて、初めて店舗を拝見したときにこう思いました。
「これは売却は厳しいぞ」
一見すると、オープンキッチンで広々としてます。
しかし、調理場にスペースを割いた為、座席数が少なくなってるのが気になりました。
調理場の床をコンクリートで嵩上げしてるので、内装工事費が高額になるのも予想できました。
内装工事を施せず、そのまま活用してくれる飲食店を探さなければなりません。
トータル5組ほど案内しましたが、下記の理由で売却に至りませんでした。
「調理場が広すぎる」
「動線が悪い」
「内装工事が大変」
飲食店の厨房面積と座席の目安が知りたいとお考えの方にザックリとした算出式を解説します。
飲食店をレイアウトするときに参考にしてみてください。
【客席の面積率】
一般のレストラン–60%
居酒屋————-70%
カフェ・バー——80%
【1坪あたりの席数】
標準型——– —-2.5席/坪
ゆったり型——–1.8席/坪
例)30坪の居酒屋の席数(標準型)を求める場合
30坪 × 70% = 21坪
21坪 × 2.5席/坪 = 52.5席
まとめ
・調理場が広すぎると売却できない
・客席の面積率や1坪あたりの席数を把握する
・飲食店舗居抜き売却に備えたレイアウトを設計する
広告