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飲食店舗居抜き売却 | うつ病発症したので飲食店を売却したい

2017.10.08 |

 

うつ病発症したので飲食店を売却したい

「飲食店を売却したいので相談したい」
電話があった時の店主の声はとても小さく、ただならぬ予感がした。

「こんにちは、沖縄居抜きichibaの仲井間です」

薄暗い奥の小部屋からダルそうに店主が出てきた。

「私、うつ病なんです。今日は気分が良い方です」

うつ病の店主は連絡が途絶え気味で、感情の起伏が激しい為、正直引き受けたくないと心の中で思った。

売却の経緯を聞くと、うつ病発症してからお店が営業できない状況が数カ月続いており、資金が底をつく前になんとかしたいとの思いで連絡したそうだ。

丁寧にも退去通知を出しており、退去期限まで約1カ月しかない。1カ月後には原状回復工事をしなければならない状況でとても深刻だ。※不動産管理会社への退去通知するタイミングはこちら

うつ病を発症する人の特徴はとにかく真面目過ぎる。規則通りやってしまい自分を追い込んでしまってる。

「売却希望額はお幾らでしょうか?」

店主は即答した。

「800万円でお願いします。」

私は心の中でこう叫んだ。

「ムリムリムリムリ」

まずあり得ない。退去期限が1カ月しかないにも関わらず市場価格を無視した価格で売れるわけがない。価格を引き下げるよう助言したが、店主は全く耳を傾けてくれなかった。

この案件はポシャリました。

2~3組ご紹介しましたが、市場を無視した800万円で誰も購入してくれませんでした。

後から聞いた話ですが、原状回復工事費捻出ができなくて自己破産したらしいです。※任意整理の落とし穴はこちら

うつ病の店主から学んだことは以下の3つです。
・着手した時点で手遅れのことが多い
・人の意見に耳を傾けてくれない
・世間体を気にして規則通りに進めようとする


うつ病発症する前に飲食店舗居抜き売却を考えることが重要です。

参照:自殺対策支援センター ライフリンク

【地域の自殺の基礎資料】平成21年~24年の自営業者の自殺者数は128人

 

 

参照:自殺対策支援センター ライフリンク

【地域の自殺の基礎資料】自殺者・自ら起業した人が自殺するまで期間は2年

 

内装解体・スケルトン・原状回復工事の違いとは?こちら

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