飲食店舗居抜き売却 | やっぱりお店続けます
2017.08.06 | 廃業、店舗売却について
やっぱりお店続けます
こう言い放つ店主の心境は複雑かつ迷いが多いです。
私はこれまで様々な飲食店店主を見てきましたが、店主の種類を大きく分けると以下に分類されます。
・他に収入源があり、閉店することに微塵の揺るぎが無い店主
・他に収入源がなく、閉店後のことが不安になり、ブレブレの店主
売却依頼したものの、「やっぱりお店続けます」と言う店主は上記の後者に該当します。
この店主の気持ちを察するに、
・売上が順調に伸びてる時
・メンタルが一時的に回復した時
に飲食店を継続したいと思うのだろう。
しかし、飲食店はそう甘くなくない。
天候が悪い日、近隣に飲食店がオープンした等の理由で客足は遠のいてしまいます。
結局、開業してしばらくの間でリピーターを構築できてない飲食店は徐々に売上が低迷するのです。
低迷した理由を考えれば考えるほど、気持ちが落ち込み最終的には皆こう言います。
「やっぱりお店を手放します」
・閉店の判断に迷いがない
・売却価格は300万円以下
これに当てはまる飲食店経営者はとても優秀です。
まず、閉店の判断に迷いがありません。
飲食店を売却すると決めたら早期に売却したいと考えております。
一度、お客が足を遠のいてしまうとリニューアルオープンで莫大な改装等で注目させない限り、新規のお客は呼び込めません。
売上が低迷したまま固定費を払い続ける位なら一度閉店させて、別の場所で再オープンした方がはるかに資金効率が高いのです。
売却価格は300万円以下については、以前投稿した手頃な店舗売却価格とは?をご購読ください。
まとめ
・一時的な売上の回復やメンタルに左右されず、躊躇なく飲食店を売却すべし
・一旦客が離れたお店は閉店して別の場所でオープンした方が資金効率が良い
これだけ飲食店売却に携わる中で、外食産業がどれだけ厳しいものか肌身で感じてるからこそ、飲食店舗居抜き売却で得た資金で再スタートを切って欲しいと心からそう思います。